瓢箪日記

備忘録

かざり 信仰と祭りのエネルギー

MIHO MUSEUM 2016.3.1-5.15

 

伊藤若冲風の動物をパズルピースのような升目にたくさん描き込む屏風2点が並ぶと聞いて、石山からバスに50分揺られて桃源郷へ行って来た。向かい合わせに並んだ動物屏風は必見、と言いたいところだが、後でカタログを開いたら見ていない名品がぞろぞろ。美術館のホームページで公開されている展示替えリストこそが必見である。升目屏風は3月13日まで。館長辻惟雄氏の退職記念展にふさわしいテーマで、拡散しすぎず見るべきものを集めているのはさすが。大仏開眼1250年慶讃大法要の関連品や荼枳尼天のコーナーがユニークなところ。副題を信仰・祭りとしているので、縄文土器はない。