瓢箪日記

備忘録

歌川広重の旅

生誕220年 平木コレクション 保永堂版初摺でたどる東海道五十三次

美術館「えき」KYOTO、2016.2.19-3.27

 

展覧会行脚の冬の旅、夜は20時まで開館しているJR京都駅ビル7階の美術館へどうぞ。ICOCAなど交通系ICカードで支払うと入館料が200円割引。入場券は京都市美術館でさらに割引券として使用できる。それはさておき、初摺だけで五十三次揃いという贅沢な展示には平木コレクションの偉さを実感する。旅は入り口からたんたんと始まり、途中で浮世絵やコレクションの解説をパネルを挟みながら、たんたんと出口に終わる。初摺に後摺や他のシリーズ?を並べて違いや見所をポイント解説してくれている。もう少し詳しく知りたい、と本を手に取らせる。押し付けがましさのない万人受けしそうな展示。広重作品からしてそのような画風だ。実際の風景との違いを加えてくれると、さらに食いつきそう。