瓢箪日記

備忘録

松竹梅 新年を寿ぐ吉祥のデザイン

根津美術館2016.1.9-2.14

 

申年にちなんだ猿の美術品とともに、松竹梅を取り集めたお正月展示。展示解説によると松竹梅の組み合わせは室町時代以降とのこと。元明の中国絵画から桃山時代の狩野派らしき「松鶴図屏風」、小袖に焼物とバラエティー豊かで一見の価値あり。一通り展示を見て階上の茶室風展示室(展示室6)に至り、そうだ日本美術の取り合わせは茶室に始まると思い至る。

ヒューマンスケールの小振りな展示室が高齢者にも優しい根津美術館。他の展示室では能装束や百椿図を見る事ができる。